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本年も恒常的な外国雑誌・電子ジャーナルの値上がりに対して、図書館委員会で
購読内容の見直しを行いました。その結果、1パッケージ（3誌）の購読中止と、
Springer NatureとWileyで「転換契約」を導入することになりました。
※転換契約：購読料とAPC（オープンアクセス論文掲載料）を一体的に扱う契約形態。
今回導入した「転換契約」により、上記2社のAPCが免除となります（年間本数に上限あり）。
また、上記2社の購読ジャーナル数も大幅に増加いたしました。
購読中止および転換契約導入による電子ジャーナルの利用に関する変更点は以下の通りです。
【2024年購読中止タイトル】
過去2年間の利用件数が継続要件（利用単価2,000円以下）を満たさなかったため、
American Thoracic Societyのパッケージ契約（3誌）を中止いたしました。
なお、3誌とも発行後1年で無料公開されます。（2024年購読中止リスト）
【Springer Nature及びWileyの転換契約導入による変更点】
1 上記2社のAPC免除
免除枠に上限がございますが、本学の教職員および学生が責任著者として
オープンアクセス（OA）出版をする際の費用が免除されます。（原則、受理順に適用）
2 購読ジャーナル数の大幅な増加
2021年に中止したパッケージ契約が再開となり、購読ジャーナル数が増加いたしました。
・Springer：購読タイトル 93誌 → 2,193誌（バックナンバー：概ね2000年発行分から閲覧可）
・Wiley：購読タイトル 61誌 → 1,367誌（バックナンバー：概ね1997年発行分から閲覧可）
3 Wiley PPVの提供中止
パッケージ契約の再開に伴い、WileyのPPV提供は中止いたします。
安定した電子ジャーナル環境をご提供できるよう、今後も努めてまいります。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。